どう続けるか

 英語に限った話ではないけれども、いかに効率よく勉強して行くかという方法より、どう続けていくかを工夫する方が重要だと思う。勉強方法に拘るのは、勉強が継続できる環境が出来たからするべきなんじゃなかろうか。

 私はよく形から入る人間なので、何かを学ぶときは効率よく学べる方法を探す。会計士であれば専門学校に通うのが手っ取り早いと考えてTACを選んだ。英語の勉強も、「1日○分でできる」みたいな本を探してそれで勉強を始めようとする。

 けれども、大抵の場合において長続きしない。いかに効率よい勉強方法を用いて学習を進めようとしても、そもそもそれを継続する土台ができていないことが原因ではないかと思う。

 会計士の勉強を自宅学習メインにシフトする際にも、毎日継続するための環境づくりに四苦八苦した記憶がある。簡単なところで机の上を片付けるなどという至極当たり前のことに取り組んだりもした。

 思えば最近机の上は散らかしっぱなしである。モンコレのカードが散乱していたりして、勉強するためにはまずそれらを片付けないといけないという状態になっている。

 教材を用意する前に、勉強を続けるためのしかけを構築しておかないと、お金をどぶに捨てているのと同じになってしまう。