実力を発揮する

 ブログ更新画面が急に新しくなってしまった。記事の更新を下書き画面でやる私は、余計な手間が増えてしまって気に食わない。まぁなんでもいいですけれども。

 ドラゴン桜は面白い。特に理由があってそうしているわけではなかった自分の行動が、あながち間違いではなかったと感じさせられる。

 例えば試験前に参考書を見てはいけないというもの。確かにこれはやりたくなる。特に昼休憩を挟んだりして時間が長時間空いている場合、ちょっとでも知識を覚えておこうとやってしまいがちである。しかしよく考えてみると、ああ、試験前に見直しておいてよかったと思うことが何回あっただろうか。それどころか気分だけが焦ってしまって何も頭に入ってこないことの方が多くないだろうか。

 知識をつめこむのは試験が始まる前日までにするものだ。実際の試験のときは、今までに蓄積した能力を100%発揮することのみに集中すべきだと思う。100の能力を持っている人でも本番で50%の力しか出せないと、80の能力しかもっていないけど本番で100%の力を発揮できる人に負けてしまう。

 だから試験が終わった後も、この2つを一緒くたにして考えるのはよくないと思う。なぜうまくいかなかったのか。準備の段階がだめだったのか、それとも知っているのにその場で発揮することができなかったのか。前者の場合は対策は簡単で、もっと勉強すればいいだけの話である。後者の場合は素直な対策が立てづらい。

 理由は漠然としているからだろう。具体的にどうしたらいいか分からない。いつも勉強しているときのように平常心で臨めればいいのだろうが、ではどうしたら平常心で受けられるのか。きっとこれに対する正解はいくつもあるはず。

 大切なのはどうやったら全力が出せるかと言う疑問を持つことだろう。具体的に本番に強い人がやっていることを真似るのもいいだろうし、いろいろ試行錯誤してみるのもいい。まずは疑問を持つことによってそれが実行できるのではないだろうか。