ドラゴン桜読んでみた

 まだ全部は読んでいないのだけどもなかなか面白い。とりあえず2巻まで。

 一年で東大合格を目指す話で、いかに効率よく勉強するかが題材となっている。そのため個人的に非常にホットな話題が扱われているのだ。

 2巻まで読んで印象に残ったのがテキストを汚すなという話。蛍光ペンとかでライン引くんじゃねえという。なぜか。テキストを汚すことで勉強した気になれるからだ。

 ぐさっとくる。まさにその通りで、マーカー引くとすごい勉強した気になれる。でもそれで満足しちゃうからよくないんじゃねとこの漫画は言う。

 個人的にはその通りだと受け入れられない。自分はマーカー引きまくっているのでこれを認めるということは自分のやっていることを否定するからだ。というのが本音かもしれない。

 ただ、勉強の仕方って人それぞれで10人いれば10通りの方法があるはずだと思う。この本に書いていることが全部正しいわけじゃないし、かといって間違っているわけでもない。効率の良さの観点でといっても、マーカーなしのまっさらなテキストを読み直すとき、重要でないところに時間をとられてしまうことになるということで考えると、マーカー引くことが絶対悪とは言い切れまい。

 だから効率のいい勉強方法が書いてあるかどうかが焦点なのではなくて。こういう方法もあるんだぞという観点で面白い。もちろんそれだけではないけれども。

 そしてどうでもいいけれども、この主人公がとある先生に似ているというその方が気になって仕方がない。(今は試験に合格して監査法人で働いていらっしゃる方だが)