先の展開を想像する

 先読みというのが苦手である。

 将棋とか戦略的なゲームがとてつもなく下手。その理由は一手先くらいまでしか考えられないからだ。

 ここにこう打ったら相手はこう打ってくるかしら。というのがよく考えて打ったらできる程度であろう。毎回それを考えるのは面倒くさくなるので、途中から打ち手が適当になる。モンコレやっていてもそうである。

 いろいろ考えているようで考えるのは苦手なのだろう。私の中の思考回路は理路整然とはできていないのだ。なんというか、先の展開を読むのに何からどう考えてよいのかコツが分からない。

 それはゴールが見えていないからなんだろうと思う。私の頭の中はものすごい濃霧なのだろう。たまにニュータイプばりの直観力でベターに近い道を通ってしまうこともあるけれども、完全にあてずっぽうによる偶然の産物でしかない。

 これはもう普段から習慣づけるしかない。何も考えずに行動してはいけないと。行動する前にはその結果をイメージして行動するようにと。

 例えば忘年会やるよという話があったとして。今までの私はとりあえず参加するよという行動を選んでいた。そうではなくて、参加した結果、普段しゃべらない人と仲良くなるとかいう目標を設定して行動に移すという感じだ。そうすれば、ただなんとなく忘年会に参加しているだけではなく、有意義な時間を過ごそうと努力するし、そのためにどういう行動や準備が必要かということも自然と見えてくるだろう。