見たくないものの先に答えがある
見たくない自分から目線をそらし「俺はそんな惨めな人間じゃない」と虚勢を張るのが私の癖なんだろう。癖というのは違うかもしれない。本能というのが正しいだろうか。
事実に目を背け耳をふさぎ、自分はそんな卑しい人間ではないと否定する。思考停止する。事実を受け入れ認めた先にある何かを見ようともせずに。
自己分析し始めるととても凹んでいく。苦々しい気持ちになって思考が鈍る。「やめろ、それ以上考えるな」と。その先に踏み出すと傷つくぞと警告を発する。
でもそれを見て見ぬ振りをしたところで何も変わらない。目を背けたところでそれがなくなるわけではない。
大切なのはそれを否定することではなく、認めること。その上で、それと上手に付き合っていく方策を考えることが大切なのではないか。
そうやって切り開いた先にエントリーシートが出来上がる。これは1週間では足りないかもしれない。