穴埋め問題は嫌いだ

 経営学の穴埋め問題が嫌いだ。キーワードを答えさせるものだが、そのキーワードを知らないとどうしようもない。知らなくても何かを論述させるような問題であれば、その場で考えてそれっぽい答えを書くことが出来るが、穴埋めはそうはいかない。だから嫌いだ。

 ちゃんと勉強して覚えておけばいい話ではある。しかし、経営学では何が出てくるかよく分からない面がある。おそらく本試験になって初めて眼にするようなものが出てくるだろう。

 経営学の答練はそんなときにどう粘るかの訓練であると思っている。前回は計算問題で粘り、今回は穴埋め問題に頭を悩ませた。

 そのキーワードを見た記憶はあるが、何という言葉であったかまで思い出せない。なんかそれっぽい言葉は出てくるのに……ああもどかしい。悶々としながらひねり出してはみたものの、穴埋め問題だと知らないとどうしようもない。

 逆に記述タイプのものは知らないものでも、その場で考えればあたらずとも遠からずな内容が書けて逆に点を狙える気がする。だから私は記述タイプの問題が好きなのだ。それっぽいことを書けば点がもらえる可能性があるのだから。

 もっとも、そんな好き嫌いを言う前にちゃんと覚えておくべきことを覚えておくのが一番ではある。が、そんな簡単に覚えられるものなら苦労はしない。

 やはり常日頃からテキストを読み返すなりして触れておくことが一番なのだろうか。確かに最近計算問題を解くのもそうだが、テキストを毎日読むというのもさぼり気味ではある。机の上がちらかっていてテキストを取り出しづらいのがいかんのだろうか。