真剣に落ち込むべきなのか

 合格発表前の就職活動は全滅であった。真剣に落ち込むべきなのだろうか。

 確かに本気ではなかったといえばそうかもしれない。心のどこかで「まぁ何とかなるだろう」と思っていたことは否定できない。

 しかしそれなりにがんばったつもりではある。だからこそ落ち込む。

 しかし落ち込んだところで状況は改善されるわけではない。落ち込めば内定がもらえるわけではない。どこがダメだったか反省点を探して改善するだけだ。

 ただ、試験の合格発表前の活動はこれで終わりだ。単純に法人側の活動が一段落するという理由もあるが、試験に合格しているかどうか分からない中これ以上もがくことはいろいろとしんどいものがある。金銭的な負担も馬鹿にならない。

 以降は合格発表を待つだけだ。発表後の採用情報に目を光らせる必要はあるけれども。

 もっとも試験に受かっていようが受かっていまいが、どの道また就職活動をしなければならない。受かっていれば監査法人へ、そうでなければ普通に就職先を探す。

 もう1年受験専念を延長するというのはいろいろと無理がある。金銭的な理由が大きいが、モチベーション的に厳しいものがある。まぁ面接に立て続けに落ちているから、気分的に落ち込んでいてそう考えてしまっているだけかもしれないけれども。

 まぁなんにせよ、試験後1ヶ月間の就職活動はこれにて終了。次の一ヶ月は合格発表を待つことになる。