ドラマ

 私が見る唯一の日本のドラマ、TRICK。個人的にはギャグかトリックのどっちかに統一してやって欲しい(どっちかというとギャグだが)と思うけれども、この中途半端さがトリックの味なのかもしれない。

 今日の舞台は岡山で、登場人物たちのしゃべる言葉が岡山……弁(?)だった。まぁこういうのは本当に岡山弁として自然かどうかより、田舎っぽさが醸し出せているかが重要なんだろうからこんなもんなんだろう。

 個人的にドラマはまったく見ないわけではないのだが、見るとしても海外ドラマが中心である。日本のドラマは食わず嫌いならず見ず嫌いなのだ。人間が演じるという限界があるのでどうしてもうそ臭さが気になってしまう。それだったらはじめから虚構の存在するアニメとか見てた方がいいやという考えだ。

 海外ドラマは英語だからなのか割りとすんなり見れる。といってもやはり好き嫌いはあって、コメディタッチのものよりシリアスなものを好む。今はクリミナルマインドとCSIシリーズをWOWOWで見てる。特にCSI:NYは大好き。

 ただ海外ドラマは終わり方が日本とはまったく違う。シリーズものだと特に顕著だが、完結せずに終わる。一つの話の前後編のうちの前編だけで終わって、後編は次のシーズンでという終わり方ばかりである。これはお国柄なのだろうか。それとも験を担いでいるのだろうか。

 最近ではこのすっきりしない終わり方を楽しみにするといううがった楽しみ方をするようになってきている。何らかの含みのある終わり方をすると賞賛の意を込めて、そんな終わり方納得できないというときは恨みの意を込めて、ドラマの終わりに「ジェリーめっ」と言うのが私の海外ドラマの見方である。

 ちなみにジェリーとはCSIシリーズのプロデューサであるジェリー・ブラッカイマーのことである。基本的に私のみる海外ドラマはジェリーがプロデューサのものなので口癖になった。今ではジェリー以外の作品であろうとも「ジェリーめっ」と言うようになった。