不安

 暑い暑いと思っていたら気のせいではなく本当に真夏日だったそうで。そりゃ暑いわ。

 ちなみに今日は0h。予定通り肥料振りの手伝いに行ってきた(といっても私は見てるだけに近かったが)。

 勉強すればするほど不安になってくる。試験範囲が分かっていても想定外の問題は出てくるだろうし、勉強が進めば進むほど自分の地力が分かり足りない部分が分かってくるから。不安な部分を潰してもまた違うところが不安になって、まるでいたちごっこである。

 不安な要素を潰していくというのは必要なことだ。でも、ある程度のリスクは許容することも大事ではないかと思う。あまりに細かい論点にかかりっきりになると、仮にその論点が出題されなかった場合に無駄な時間を過ごしたことになってしまうという可能性がある。

 勉強に限ったことではない。面接だってそうだ。ある程度聞かれるであろう事を想定してどう受け応えするかシュミレーションしたり練習したり。それは必要なことで、何の準備もせずに面接が通るほど世の中甘くはない。しかし、あまりにもガチガチに準備しすぎて杓子定規な応じ方をするのも良くない(と思う)。

 そういうときに大事になるのは、基本的な理解だ。勉強であれば基本をちゃんと理解していればその場で応用して考えられるはず。面接だって同じで、想定外のことを聞かれたとしてもその場で考えて適切な対応がとれるようにすればいいのだ。

 そのためにどうしたらいいのか、というのは私自身もよく分からない。面接の話で言うと、個人的には面接はぶっつけ本番派であるのでなんともいえない(ちなみにぶっつけ本番で良かったためしはあまりない)。勉強で言うと、普段の力を発揮できるようにするにはどうしたらいいかを考えるようにしている。

 例えば、実際に試験を受けた際に「なんだこれ、よくわかんねー」という論点に出会ったら何も考えずに飛ばすとか。飛ばして忘れるのが大事。計算して答が合わないときも飛ばすとか。焦った気分を後に引き摺らないようにするのが肝要。

 短答式の試験だと特に重要かもしれない。焦って浮ついているとしょうもないミスをしてしまい、その後に解いた問題全てこけるというのはよくある話。

 後はその場のノリで変に変えたりしない。これも短答の話だが、これは引っ掛けくさいとかいう根拠で選ぶ選択肢を変えたりするのはよくない。その気まぐれで私は2回短答落ちたわけなので、これは間違いない。

 重要なのは、不安なことがあるならそれを解消するべく努力をすること。ただ、不安の全てを解消することは不可能であることもまた事実。やるだけのことをやったら後はとにかく尊大になることも必要なのではないだろうか。