後回し

 後でやればいいやというのは魔法の言葉。

 思えば身の回りそればっかである。最近勉強した後の机の片付けは後に回さないよう心がけている。次に勉強はじめる際に片づけが必要となると、ただでさえ疲れる勉強開始が余計に億劫になるからだ。

 それと同じことが勉強の中身にも言える。1時間のコマでまとまりきらなかったものは毎回後回しにしている。ある程度キリがつくまではやるのだが、やったらやりっぱなしに近いものがある。

 このブログの記事も後回しにしまくりである。なんせ書く時間が15分しかないものだから、タイムリミットがきたら書くのをやめなければいけない。まぁこの場合書く内容をまとめきれずに書き始める癖があるせいでもあるのだが。

 後回しにするのはとても簡単だ。しかし後回しにすればするほど自分の首が絞まっていく。まるで複利計算の利子のようにずしりと負担が増えていく。

 何事もその場ですべて完璧にできるわけではない。時間の制約があるから仕方ないことだってある。ただ、後回しにすると負担が増えるということを自覚しておかないといけない。きれいにまとめようとせず、その状態で一回形にしてしまわないといけないのかもしれない。もしくは、後回しにするなら将来の自分のことを考えて再開しやすいように何か一工夫設けないとダメだ。それをしないのであれば、本当にすぐに再開するしかない。

 この魔法の言葉をきちんと使いこなすにはそれなりの工夫が必要そうだ。