ブースタードラフト

 最近モンコレ関係の話題しか出てきてないが、受験勉強から開放された反動ということなので大目に見ていただきたい。むしろ受験勉強中からモンコレのことで割と頭いっぱいだった気がしないでもない。

 ブースタードラフトという形式の大会に参加してきた。今回は参加者がブードラ前の公認大会が9人、ブードラが11人と人数が多くて良かった。ブースタードラフトは以下ような流れで行われる。

  1. 1人5パックずつ配布
  2. まず1パック開封
  3. 出たカードの中から自分が必要と思うカード1枚選ぶ
  4. 残りのカードを左隣の人に渡す
  5. 右隣の人から渡されたカードの中からまた1枚選ぶ
  6. 3〜5を繰り返し、10枚選び終わったら次のパックを開け、次は反時計回り渡すようにしてそれを5パック分繰り返す

 選んだカードの中身は1パック全部を引き終わるまで確認してはいけない。私は最初知らなくて確認しまくってた。10枚ごとに内容を確認して、次のパックを開封して回していく。デックを組むわけだが、3枚制限はないとかいっていた気がする。お金と時間がかかるのがデメリットではあるものの、1パックシールド戦より面白いシステムで楽しかった。何が出るかという楽しみと、デックを組むという楽しみの両方が味わえる。

 モンコレの楽しみって何かというと、私の場合は立てた計画をすべて無に帰す同時攻撃(要するにサイコロを使ったランダム要素)と、デックを構築する際にあれこれ試行錯誤することだと思っている。後はカードを買ったときに何が出るかなというわくわく感だろうか。ブースタードラフトはその全てが楽しめるいいものだと思う。

 1パックシールドは完全に運によるものでしかなく、プレイングの巧拙が出にくいように感じて面白そうに見えない。その点、ブースタードラフトだと運の要素は絡むものの、デック構築の巧拙、プレイングの巧拙も現れてきて面白いと思う。やるのに2000円とある程度の人数とかなりの時間を要する欠点があるけれども。

 ちなみに普段高額で取引されるようなレアカードも、ブードラではたらい回しにされていて面白い。私が参加した卓では極光のセレネがサインカード含めて3枚も出てきたが、引き取り手がいないのか一周してたりした。

 ちなみに出たカードは、参加したメンバーで再配布を行う。出たカードを全部集めて、トップから順番に1枚ずつ選んでいくわけだ。

 基本的には先攻とる方が有利だと思うので(伏龍殿のみだと特に)、イニシアチブ+修正を持つユニットを取っていくといいんじゃないだろうか。また4レベルで同じ属性の偶数レベルのユニットを強化するスピリットたちはいい仕事をするので優先してとっていっていい気がする。伏龍殿のパックは元々ユニットの比率が少ないので、早い段階でユニットを確保するよう動いた方がいいと思った。