Xperia

 ドコモの新機種でGoogleの携帯用OSであるandroidを搭載するスマートフォンである。ドコモが出すandroid端末の2機種目になる。

 ニュースでも話題である。初代android端末のHT-03Aを持っている身としては「HT-03Aのことも忘れないであげてください」と言いたい。なんか切なくなってくるもの……。

 店頭においてある実機を触ってみて(10分程度)HT-03Aと比較して気になる点はこんなところ。

  • 処理速度速い

 アプリをいれまくってどうなるかが問題ではある。だがハードウェアのスペック的にはHT-03Aと比べるのが失礼なレベルのハイスペック*1なので問題ないんじゃないだろうか。普通に使っててストレスに感じることは少なそうだ。
 HT-03Aだとブラウジングからホーム画面に戻ると、ホーム画面が表示されるまでに時間がかかることが多い。これが減るだろうことが予想される。

  • サイズがHT-03Aと比較して一回り大きい

 ズボンのポケットにはちょっと入れられなさそう。入っても違和感を感じるレベルだろうから持ち運ぶのに少し困る気がする。もっとも持ち運びに困りそうというだけで、操作感については問題ない大きさだと思った。片手で持てて操作に不便は感じないし、重さもそこまで意識するようなレベルではなかったと思う。
 画面サイズは圧倒的にXperiaの方が大きい。解像度もXperiaの方が高い。

  • ハードウェアボタンが少ない

 これはHT-03Aに慣れているから不便に思ってしまうのだと思う。HT-03Aはホーム、メニュー、戻る、検索、通話、終話、トラックボールが液晶の下にある(7つと以外に豊富)。対してエクスペリアは3つしかない。はじめからXperiaな人には関係ないかもしれない。しかし、HT-03Aユーザの自分としては不便に感じた。


 なんかマイナス点しか挙げてないが、これは単にハードウェアスペックに劣るHT-03Aの数少ない勝っている点であって、HT-03Aを使っている自分を慰めているだけである。この点があるからXperiaに乗り換えないんだぞと、自分を納得させている。ただそれだけである。自分で書いていて空しい。

 HT-03Aの端末代金の債務が残ってなければ喜んで飛びつくのに、あと1.5年分残ってるので乗換えなどできるわけがなかった。

*1:CPUパワー・メモリともにほぼ2倍。